ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

長崎大学附属図書館からお届けするブログです。 ぶらり、ぶらりと図書館へどうぞ。

踊り場に花を咲かせましょう~🌸

新入生の皆さん!

授業が始まって1週間が経ちましたね!

大学生活はどうですか?😊

 

まだまだわからないことや不安なこともあると思います。

 

そんな皆さんのために、中央図書館ではこんな企画をご用意しました!

 

 

気になること、わからないこと、気軽に先輩に聞いてみませんか?

心優しい先輩方がお返事をくれるかもしれません。

 

もちろん、先輩方から新入生にぜひとも伝えたいことも募集中です!

 

その他、長大で頑張りたいことなどなど…。

新年度を迎えての気持ちでもいいですね🌷

 


たくさんのご参加をお待ちしております!

 

踊り場の壁で桜が満開になりますように…( ˘ω˘ )✨

 

 

 

 

1F階段手前に記入スペースをご用意しております♪

 

 

土方京子

よみがえった『長崎出島之図』期間限定公開中!

ただいま経済学部分館では
「『長崎出島之図』修復完成披露 川原慶賀展」を開催中です。
  期間:2024年4月4日(木)~6月2日(日)(5月3~6日は休館)
  時間:平日9:00~21:00、土日祝12:00~17:30

経済学部分館が所蔵する貴重資料『長崎出島之図』は、出島出入り絵師、川原慶賀が描いたと
伝わるものです。昨年11月より47年ぶりとなる本格的な修復を行い、このほど修復が完成して
史料が持つ本来の華やかさを取り戻しました。
このよみがえった『長崎出島之図』を広くご覧いただくために期間限定で公開し、併せて、
川原慶賀画『草木花実写真図譜』など関連資料10点も展示しています。地元のテレビ・新聞などから
高い関心を持たれ、7社から取材を受けました。その報道のおかげもあって、連日たくさんの方に
ご来場いただいており、5日目(4/9)には早くも100人を超えたほどの盛況ぶりです。

見どころは、本紙の修復に合わせ、額装に用いられていた表具裂(ひょうぐぎれ)を史料と同時代の
幕末ごろの更紗に取替え、大変美しくなったところです。初代の表具裂には更紗が使われていたの
ですが、47年前の修復の際に、2代目は何やら黄色っぽい紙に替えられていました。
今回の再修復後に取り外したその紙を調べてみると、あろうことか、ただのかべ紙だったという驚きの
事実が判明しました。本当に修復して良かったです。

もうひとつの見どころは、立体的に俯瞰して描かれている建物に「乙名部屋」「役人蘭人部屋」など
それぞれの名称が書き込まれているところや、人々の生活の様子がいきいきと細かく表現されている
ところです。
出島表門橋の上にはたくさんの和服姿の町人、出島の中の通りには、刀を差したお役人。
天秤棒で荷物を運んでいる人や洗濯物を干している人、オランダ人に後ろから傘を差し掛けている
召使いもいます。建物の2階の部屋には蚊帳(かや)のようなもの?が吊ってあるのが見え、
その中にも小さく人が描き込まれています。よくよく見ると、牛、豚、山羊、鶏などたくさんの
家畜も飼われていて、今そこに人が住んでいる町を上から眺めているかのようです。

加美丹(カピタン)別荘のお隣は「砂糖蔵」 砂糖は貴重品だったんですね

貴重な原本を見ることのできるチャンスは今だけです。
ぜひこの機会に当館長崎学資料展示室へお越しください。

Rig

【連載第42回】フクロウ館長イチ推しの本

『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』
安達裕哉著日本実業出版社, 2023.11)

 

「私は、仕事ができる」と、ひそかに思っている人は、たぶん多い。

そういうささやかなプライドがないと仕事は続かない。小さな歯車であっても、「できる人」がいないと世の中は回らない。しかし、その仕事が「評価」され、世間的な「出世」を得て、世の中に貢献できる「仕事ができる人」は、少ない。

 

例えば、僕は医療業界で働いているのだが、「患者さんに評判が良い」医療者が臨床家としては認められるが、組織内で「仕事ができる」とは評価されるとは限らない。また、「いい研究をしている」人は研究者としては認められるが、組織内で出世できるとは限らない。同様に、偏差値の高い大学の出身である人、強力なコネのある人、代々お金持ちの人……が、かならずしも「仕事ができる」とは限らない。そんなことは、誰でも知っていることであろう。

 

本書は、「仕事ができる人」は何をやっているかをわかりやすく具体例を示している。

いくつか、僕なりに要約して紹介する。

 

  • 簡単なこと(元気にあいさつする、丁寧にメールを打つ等)を根気強く何十年も継続する。
     ⇒これは、即断即決の実行力へつながってゆく。

 

  • コミュニケーション力(上下関係を意識、受け手となる、要求をつくり出す)を磨く。
     ⇒相手が話したい事を聞く話の分かりやすい人になってゆく。

 

  • 周りが自分を怖がらない、自分が人に期待し、自分が他人に助けを求めるのが上手。
     ⇒リスクを背負い、勇気を持って決断する。

 

幸いにも僕は、「仕事ができる」学長や病院長と仕事をしたことがある。共通していることは、いくつもある。例えば、

 

  • 朝(または夜)の時間を有効活用(運動、趣味、懇親会等)し、リフレッシュ上手。
  • メールの返事が秒殺 ≒ せっかち(笑)≒ 仕事のスピードが異様に早い ≒ 即断即決
  • 人たらし(笑)≒ 魅力がある ≒ この人のために働こうと思わせる ≒ コミュニケーション力がハンパじゃない ≒ 結構忍耐強く人の話を聞く(もちろん、最後は自分の意見を通すが)≒ 交渉上手
  • サプライズが好き ≒ 衆目を集めることを戦略的にする ≒ 世論を誘導し ≒ 予想外の冒険をする ≒ 大所から必要性を感じ、組織を破壊し再生させようとする

 

この本は、就職活動をする学生、新人と言われる人、管理職……、つまりキャリアアップしたい人には必読本だ。また、仕事がうまく回ってない人にこそ読んで欲しいとも思う。

 

そんなに突拍子もないことを書いているわけでなく、「仕事」についてぼんやり理解していることを明確にしてくれる。2~3時間もあれば目を通せる本だが、改めて今後の自分の仕事の仕方を考えさせられる本である。

 

ちなみに、僕が見えなところで必ずしていることは、会議中にこっそりチョコレートを舐めて水筒のコーヒーをすすることです。ホ~ホホホ! 次回をお楽しみに。

 

 

▼所蔵情報

opac.lb.nagasaki-u.ac.jp

 

これまでの書評はこちらから読むことができます。

booklog.jp

 

【黒にゃんこ司書のつぶやき】

こんにゃちは。黒にゃんこ司書です。この書評を読んで、館長のメールの返信が異様に早い理由がわかりました。棚上げ癖のある私は見習わなければ・・・と反省。本書は仕事に限らず、学業でも参考になるかもしれませんよ。4月のモチベーションが高い時期に読むと効力抜群! それじゃまたにゃ~♪

新年度第1回図書展示スタート!

新年度も2週目に入り、そわそわした気持ちも少し落ち着いた頃でしょうか。

医学分館では、新年度のスタートにあわせて図書展示をはじめました。

展示テーマは新生活応援! 毎日を楽しむための本、集めました。

中央図書館の図書展示とテーマ丸かぶりですが、便乗ではありませんよ(たまたまです)。

展示場所は、医学分館1階のラーニングコモンズ前です。

料理や部屋づくり、睡眠にお金の話など、日々の生活をいろどるヒントとなる本を集めています。

新入生だけでなく、「春から新しいことをはじめたい!」という学生さんにもおすすめ✨

 

今まであまり図書館へ足を運んでいなかった方も、新年度を機に利用してみてはいかがでしょうか?

 

展示図書一覧はブクログで確認できます↓

booklog.jp

 

K.O

 

 

シリーズ:永安学長に聞いてみた!(第3回)

4月2日(火)、長崎大学長崎ブリックホールで入学式を挙行しました。学部学生1,687名、大学院学生548名、計2,235名の新入生をお迎えしました。

永安武学長は告辞冒頭で「長崎大学での生活を大いに楽しんでください」と述べ、長崎大学がプラネタリーヘルスの実現に貢献する教育研究拠点であること、グローバルヘルス、グローバルリスク、グローバルエコロジーの3分野を融合させた教育、研究活動を全学的に推進していることを説明。「学びへのコミットメント(学業や研究に真剣に取り組んで)し、人との出会いを大切にして、プラネタリーヘルスの実現に向かって共に歩みましょう」と呼びかけました。

厳かな空気に包まれて入学式の幕が降りた後、すぐにもう一度幕が上がりました。「何が始まるのかな?」。動向を見守る新入生の前に現れたのは、長崎大学附属図書館長の浜田久之先生。

「おめでとうございます!」。元気一杯のMCに会場の雰囲気は一変して和やかになりました。さらに浜田先生の指揮の元、会場全員で永安学長コールをすると退場したばかりの学長が再登場!

浜田先生が永安学長に学生時代の頃についてインタビュ一しました。

さらに「大学生活を充実させるには友達をたくさん作ることが大事」ということで、会場全員で握手することに。最前列の学生は学長と握手しました。

youtu.be

すっかり和んで笑顔を見せ始めた新入生たちに、浜田先生からさらに提案がありました。2000人によるWAVEです。

youtu.be

長崎ブリックホールを覆い尽くすBIGWAVE、大成功! 永安学長と新入生が息を合わせ、会場が一体となりました。

 

2024年の新入生の皆さん、改めて、長崎大学へのご入学おめでとうございます。たくさんの仲間を作って、充実の大学生活を送ってください!

 

この記事はナガツナnote(長崎大学高大接続公式アカウント)にも掲載されています。こちらもチェックしてみてください!

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学生サークル新歓展示を開催中

中央図書館では新入生のみなさんに向けて、学生サークルのみなさんによる新歓展示を開催中です。

 

新歓展示「長大サークルおすすめの本」

●期間:2024年3月18日(月)~5月6日(月)

●場所:中央図書館1Fラーニングコモンズ

●参加サークル・学生団体(五十音順):

ししのこプロジェクト、龍踊部、書道部、STUDY FOR TWO 長崎大学支部(文教・坂本)、長崎大学【Cho査隊】NKスターズ、ねこぺこ 、partner's shoes 、微積サークル 、文芸部、ボードゲームサークル、落語研究会 、ロケットサークル

 

12のサークルが、それぞれの活動にちなんだ本を推薦文をつけて紹介しています。各サークルが独自に作成した活動紹介チラシも見どころで、気になったものをご自由にお持ちいただけます。サークルを選ぶ際の参考にしてみてください。

 

場所は中央図書館1F奥のラーニングコモンズ。龍踊部さんの華やかな衣装や、書道部さんの書道パフォーマンス時に使用される巨大な筆も展示しています。ぜひ見に来てください!

 

 

H

目指せ!ぴったり2024グラム!

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

これから授業やサークル活動などが始まり、忙しい日々が過ぎていくと思いますが、

そんな中で勉強場所としてはもちろん、ちょっとした息抜きの場所として図書館を

利用してもらえるとうれしいです。

さて、経済学部分館では本を使ったお楽しみ企画を開催中です。

机の上に置かれた本を使って、重さがぴったり2024グラムになる組み合わせを

考えてもらうゲームです。

どの本にするか組み合わせが決まったら、その本をカウンターに持って来てください。

見事、2024グラムぴったりにできた人には景品を差し上げます。

ニアピン賞の人にも経済学部分館だけで利用できるお得な特典をプレゼントします。

そして、水曜日に最初の挑戦者が現れました!

いつも図書館を利用してくれる4年生の学生さんです。

残念ながら、重量オーバーでピタリ賞にはなりませんでしたが、

最初のチャレンジありがとうございます!

その後ほかの学生もチャレンジしてくれましたが、2024グラムに届かなかったり、

重すぎたりとなかなか苦戦しているようでした。

重さの感覚に自信がある方、自信はないけどおもしろそうと思った方、

ぜひチャレンジしてみてください。

ゲームに参加したあと、さらに本を借りてもらえるとなおうれしいです。

たくさんのご参加お待ちしています。

 

福田