近世長崎関係資料(武藤文庫)
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唐船図(長崎版画)
長崎版画は長崎で作られた版画の総称で、18世紀中頃に始まり、天保(1830−44)頃から色摺りとなった。中国人やオランダ人など異国的な題材を木版画の技法で表現している。本図は元来「唐船図阿蘭陀船図」として「阿蘭陀船図」と一つながりになっていたものを切り離したものと思われる。