近世長崎関係資料(武藤文庫)
[次の画像へ]
[前の画像へ]
[目次に戻る]
萬国旗
文政年間(1818−29)
長崎に入港する外国船の国籍などを判別するために作成された旗の図。長崎奉行から外国船の旗とその立て方などについて尋ねられたオランダ商館長ヤン・コック・ブロムホフ(Jan Cock Blomhoff)は、旗の図および諸規定について記した報告書を提出し、オランダ通詞吉雄権之助がそれを日本語に翻訳しているが、これもそれと関連するものと思われ、巻頭にブロムホフらしい人物が描かれている。