経済学関係の古典(武藤文庫)

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アダム・スミス『国富論』第1、2巻(初版)

   ロンドン 1776年刊
   Adam Smith,An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations,vol.1,2.
   それまで哲学の一分野としてしか扱われていなかった経済的論題を体系的に論じた最初の経済学の体系的著作。アダム・スミス(1723−1790)はイギリス(スコットランド)の経済学者、哲学者。グラスゴー大学で哲学者ハッチソン(F.Hutcheson.1694−1747)に学び、その道徳哲学から大きな影響を受けた。グラスゴー大学の教師を経てバックルー公(Henry Scott, 3rd Duke of Buccleuch,1746-1812)の家庭教師となり、1764年にはバックルー公とともにフランスに渡り、ケネー(F.Quesnay.1694−1774)を指導者とする重農主義者から大きな影響を受けた。帰国後は郷里に帰り,バックルー公からの年金をうけて著作に専念し、経済学上最大の古典の一つとされる本書を公刊した。

アダム・スミス『国富論』第1、2巻(初版)