対外交渉史資料(武藤文庫)

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鳴滝塾舎之図 成瀬石痴画

   鳴滝塾は、シーボルトが文政7年(1824)に長崎市外鳴滝に設けた診療所兼学塾で、西洋医学および一般科学の教授を行なった日本最初のヨーロッパ系学塾である。本画は長崎の画家、成瀬石痴(1838−1895)が描いたもので、鳴滝塾の実景を伝えるわが国唯一の資料である。

鳴滝塾舎之図 成瀬石痴画