全文閲覧可能資料(武藤文庫)

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「天馬異聞」

   安政3年(1856)写
   島原の乱について記したオランダ商館長の日記を日本語に翻訳したもの。前書きによれば、当時の日記を、文化年間(1804−1817)にオランダ商館長ヘンドリック・ドゥーフ(Hendrik Doeff)が抄写して末次独尖に与え、これを独尖がオランダ通詞吉雄権之助に訳してもらい、天馬異聞と名付けたという。1637年12月17日(寛永14年11月朔日)から1638年7月28日(寛永15年6月17日)の出来事を記す。

「天馬異聞」