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中央図書館所蔵官立長崎師範学校の蔵書概要

『律例精義大意』ダランベルト著 鈴木唯一訳 東京 清水卯三郎 明8.12

フランスのダランベルト(Alembert, Jean Lerond d' )が書いたものを鈴木唯一が翻訳し、1875年(明治8)12月に出版された。鈴木はすでに同年7月に、モンテスキューのDe l'Esprit des Loix(『法の精神』)を翻訳したものを『律例精義』として刊行していた。『律例精義大意』自序によれば、原書が大部であるためにすべてを翻訳して刊行することは時間を要するので、「世ノ政法ヲ談スルモノニ告ケン」として本書を出版したという。

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