明治時代の学生講義ノート


現在と違って、教科書や参考書が乏しい時代では、学生自ら教官の講義の一言一句を書き留め、勉学や、その後の医者になってからも、臨床の際に不明確な部分の確認をするために机の傍らにいつも備えてあった本人にとっては貴重な一品である。