沿革
長崎大学が昭和24年5月31日(1949)国立学校設置法)昭和24年法律第150号)により新制大学として設置された。附属図書館は、中央図書館を経済学部構内に、また学芸学部・経済学部・医学部、薬学部、水産学部、大村分校(教養部)及び風土病研究所に分館が置かれた。
その後の沿革は次のとおりである。
- 昭和25年10月
- 中央図書館を長崎市興善町15番地に移転
- 昭和26年3月
- 長崎大学商業短期大学部が設置され、図書館業務は経済学部分館が行う
- 昭和26年12月
- 中央図書館を長崎市興善町35番地に移転
- 昭和29年3月
- 中央図書館を長崎市坂本町の医学部構内に移転
- 昭和31年3月
- 中央図書館を長崎市大橋町の学芸学部構内に移転、分校及び学芸学部分館を中央図書館へ統合
- 昭和32年11月
- 中央図書館より教養部分館及び学芸学部分館を分離
- 昭和46年2月
- 中央図書館新館完成附属図書館を整理統合(教育学部分館、薬学部分館、水産学部分館、教養部分館、熱帯医学研究所分館を廃止)
中央図書館事務部に6係を設置(管理、雑誌、受入、整理、運用、参考)
- 昭和51年9月
- 「教育工学センターシステム」の端末機を利用し、中央図書館の閲覧業務を電算化
- 昭和57年4月
- 図書館事務機構整備(分館の係を学部から図書館事務部へ一元化)医学分館図書係を医学分館整理係及び医学分館運用係の2係へ改組
- 昭和59年4月
- 雑誌係を学術情報係と改称
- 昭和59年8月
- 中央図書館書庫の増築完成
- 昭和59年9月
- 図書館業務専用コンピュータを導入
- 昭和60年4月
- 事務機構整備(図書館事務部:一部二課制) 整理課5係(管理、受入、整理、医学分館整理、経済学部分館図書)
閲覧課4係(運用、参考、学術情報、医学分館運用)
- 昭和61年4月
- 閲覧課に図書館専門員を置く 中央図書館にブックディテクションシステムを導入
- 昭和63年2月
- 図書館業務専用コンピュータを更新
- 昭和63年3月
- 学術情報センターネットワークに接続
- 昭和63年4月
- 事務機構整備(整理課を情報管理課、閲覧課を情報サービス課と改称) 情報管理課5係(総務、受入、目録情報、システム管理、医学分館医学情報)
情報サービス課4係(運用、参考調査、医学分館運用、経済学部分館図書係)
- 平成2年3月
- 中央図書館にファクシミリ導入
- 平成2年9月
- 中央図書館のカウンター業務一元化(3階カウンターを2階カウンターへ統合)
- 平成4年4月
- 事務機構整備=係の名称変更及び再編成 (目録情報係を図書管理係、受入係を雑誌管理係)
lLL(図書館間相互利用)システム稼働開始
- 平成4年5月
- 週休2日制実施に伴う土曜日休日開館実施開始(中央図書館及び医学分館)
- 平成5年2月
- 図書館電算機システム機種更新
- 平成6年10月
- CD-ROM版MEDLINEの学内LANによる全学への情報検索サービス開始
- 平成7年9月
- 学内LANによるOPACサービス開始
- 平成8年7月
- 図書館活動における功績(公開講座の開催)により国立大学図書館協議会賞を受賞
- 平成8年12月
- CD-ROMサーバシステム(OVIDNET2検索システム)導入
- 平成9年2月
- 図書館電算機システム機種更新、電子情報提供システム導入
- 平成9年11月
- 図書館にボランティア受入
- 平成10年3月
- 入退館システム(中央図書館)、ブックディテクションシステム(医学分館、経済学部分館)、電動集密書架(経済学部分館)を設置
- 平成10年4月
- 研究開発室開設
- 平成10年6月
- 幕末・明治期古写真データベース公開
- 平成11年3月
- グラバー図譜データベース公開
- 平成13年4月
- 運営委員会を図書館委員会に改組
事務組織の改編及び名称の変更
中央図書館に図書自動貸出装置を導入
- 平成14年1月
- 電子ジャーナルの本格的導入開始
- 平成14年4月
- 全学教育における教養セミナーで「図書館ガイダンス」を実施(新入生向け)
- 平成14年7月
- Webからの文献複写・図書借用依頼開始
- 平成14年11月
- 附属図書館外部評価の実施
- 平成15年4月
- 古写真資料室設置
- 平成15年7月
- 中央図書館 日・祝日開館実施
- 平成16年4月
- 国立大学法人化に伴い、事務組織の改編及び名称の変更
- 平成17年6月
- 中央図書館、医学分館、経済学部分館に公開貴重資料展示室を設置
- 平成18年4月
- 図書館部2課と総務部総務課情報班を学術情報部3課に統合
- 平成19年4月
- 「長崎大学附属図書館・放送大学長崎学習センター合築棟」完成
- 平成19年6月
- 合築棟2階に「メディアルーム」及び「ライブラリーラウンジ」を開設
- 平成21年3月
- 中央図書館新館ピロティを集密書庫に改修竣工
- 平成21年7月
- 幕末・明治期日本古写真コレクション中の「ボードイン収集紙焼付写真」(ボードインコレクション)が国の登録有形文化財に登録
- 平成21年10月
- 中央図書館新館集密書庫に集密書架を開設
- 平成25年1月
- 中央図書館耐震・改修竣工
- 平成25年4月
- 中央図書館リニューアルオープン
- 平成29年4月
- 中央図書館、医学分館、経済学部分館のカウンター業務を業務委託
- 令和3年3月
- 日本古写真グローバルデータベース公開
- 令和4年3月
- 中央図書館カウンター業務の業務委託中止
- 令和4年6月
- 地域文化研究会を附属図書館組織に位置付け(古写真資料室・研究開発室を統合廃止)
- 大正12年4月1日
- 長崎医科大学附属図書館規定が許可
- 大正15年
- 長崎医科大学附属図書館の新築が落成
- 昭和20年8月9日
- 原子爆弾により医科大学附属図書館事務室・閲覧室は全焼。
書庫2棟は焼け残るも、資料の大部分は消失。館長以下職員7名は死亡。
- 昭和21年6月
- 大学本部、附属医院、基礎医学教室を旧佐世保海軍病院諌早分院(諫早市永昌町)に移転。
医科大学附属図書館も興善町から諫早へ移転。
- 昭和23年
- 浦上の旧附属医院外来本館に医科大学附属図書館を移転
- 昭和24年5月
- 国立長崎大学医学部が設置。医科大学附属図書館は医学部分館となる
- 昭和28年4月
- 原爆被害を受けた旧長崎医科大学図書館書庫2棟を改修、医学部分館として使用。
南側の1棟の1階を事務室、2階を閲覧室に、北側の一棟を書庫とした。
- 昭和38年3月
- 医学部基礎研究棟2階に医学部分館(閲覧室および書庫)竣工
- 昭和54年1月
- 医学部分館新館竣工
- 昭和54年4月
- 医学部分館は、熱帯医学研究所を含めた複合分館として発足、医学分館と改称
- 昭和54年10月
- 歯学部が設置され、図書館業務は医学分館が行う
- 昭和56年3月
- 医学分館において、オンライン情報検索(JOIS)サービス開始
- 昭和59年4月
- 長崎大学医療技術短期大学部が併設され、図書館業務は医学分館が行う
- 昭和62年4月
- 医学分館において、休業期を含めた平日・土曜日の通年の時間外開館実施
- 平成2年7月
- 医学分館にCD-ROM情報検索システム導入
- 平成4年5月
- 医学分館において、週休2日制実施に伴う土曜日休日開館実施開始
- 平成10年3月
- 医学分館にブックディテクションシステムを設置
- 平成11年3月
- 医学分館に入館システム設置、医学分館共同図書室に24時間開館システム設置
- 平成16年4月
- 医学分館 日・祝日開館開始
- 平成17年6月
- 医学分館に公開貴重資料展示室を設置
- 平成18年4月
- 医学分館に図書自動貸出装置を導入
- 平成26年2月
- 医学分館増改築竣工
- 平成26年5月
- 医学分館リニューアルオープン
- 平成29年4月
- 医学分館のカウンター業務を業務委託
- 明治39年9月
- 長崎高等商業学校図書館竣工
- 明治40年1月
- 図書貸付並閲覧規程を制定
- 明治41年3月
- 図書閲覧室1棟及渡廊下を焼失
- 明治42年3月
- 図書館再築工事竣工
- 大正4年9月
- 図書分類表を作成
- 大正13年3月
- 図書閲覧室増築工事竣工
- 昭和7年1月
- 図書閲覧室増築工事竣工
- 昭和8年3月
- 書庫増築工事竣工
- 昭和19年3月
- 長崎経済専門学校図書館と改称
- 昭和21年11月
- 武藤文庫設置
- 昭和24年5月
- 長崎大学附属図書館経済学部分館と改組
- 昭和26年3月
- 長崎大学商科短期大学部が併設、図書館業務を包括
- 昭和47年2月
- 現在地に鉄筋コンクリート造りで新築
- 昭和48年3月
- 「武藤文庫目録」発行
- 昭和60年1月
- 経済学部分館の閲覧業務の電算処理開始
- 平成10年3月
- 経済学部分館に電動集密書架を設置
経済学部分館にブックディテクションシステムを設置(医学分館と同時期)
- 平成11年3月
- 経済学部分館に入館システム設置(医学分館と同時期)
- 平成15年3月
- 経済学部分館に図書自動貸出装置を導入
- 平成15年10月
- 経済学部分館 日曜開館開始
- 平成17年6月
- 中央図書館、医学分館、経済学部分館に公開貴重資料展示室を設置
- 平成29年4月
- 中央図書館、医学分館、経済学部分館のカウンター業務を業務委託
- 令和3年3月
- 経済学部分館改修竣工
- 令和3年6月
- 経済学部分館リニューアルオープン