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2025/09/28
開催
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地域文化研究会公開講演会「水中考古学からモンゴル襲来の実態を語る」
地域文化研究会では、公開講演会を開催いたします。
どなたでもご参加が可能です。(入場無料・事前申し込み不要)
講演内容
水中考古学からモンゴル襲来の実態を語る
モンゴル襲来解明を目指した松浦市鷹島海底遺跡の調査・研究
―過去(これまで)・現在(いま)・未来(これから)―
今から750年ほど前、鎌倉時代の日本は未曾有の国難に遭遇しました。世界最大の版図を誇ったモンゴル族の国家である元が二度にわたって侵攻してきました。長崎県と佐賀県の県境に位置する伊万里湾は暴風雨によってモンゴル軍が壊滅した「モンゴル襲来」の終焉の地として知られています。湾口に位置する鷹島南岸の鷹島海底遺跡では1980年からモンゴル襲来の実態の解明をするために、長年にわたって水中考古学調査が行われてきました。特に今回の講演者のグループによって成し遂げられた元軍船の発見は日本の水中考古学史上における金字塔と言えるものであり、世界的にも高い学術的評価を受けています。
長年調査をリードしてこられた池田先生をお招きし、鷹島海底遺跡の水中考古学調査の過去・現在・未来とともに、モンゴル襲来の実態をお話しいただきます。
日 時:2025年9月28日(日)15:00~16:30(14:30開場)
場 所:長崎歴史文化博物館 1階ホール(長崎市立山1丁目1番1号)
講 師:池田 榮史(いけだ よしふみ)氏(國學院大學研究開発推進機構教授、琉球大学名誉教授)

多くのみなさまのご参加をお待ちしております。